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​文化的遺伝子の生存

理念:文化的遺伝子の生存

​「文化的遺伝子の生存」とは、その誕生​、成長、進化、継承を要します。また、文化と芸術の関係を明らかにし、その生態系の循環を促すことも必要です。文化的遺伝子は人間より生まれました。人間にある思想や技術といった文化的遺伝子、人間の身体より独立して存在する作品、広義の文化、世の中に溶け込んでいる多様な文化的遺伝子の生存を理念に、YHIAISMは存在します。

使命:文化経営・芸術経営技術の確立

「文化的遺伝子の生存」を現代で実現する有用な手段は「文化経営・芸術経営技術の確立」であると考え、それを使命としています。資本主義である以上、社会の中で何かしらを実現する時、"経営"が必要となります。

現代は、定量的な価値や情報が重視される時代です。効率的で合理的な手法が採用され、いわば便利な世の中となっていきました。しかし、そこには弊害も生じます。例えば、人間のための経済ではなく、経済のための人間という、歪な構造が発生してしまったことです。それは、文化と芸術に言い換えれば、定量的には表すことができない定性的な価値、人間の思想や心、手仕事をはじめとする技術といった根源たる価値が、軽視されやすい環境にあるということです。

​そういった環境下、その調和を担う技術が必要です。そして、その技術が、あらゆる文化と芸術に従事する人々に共有され、活用可能な状態にすることが、YHIAISMの使命です。

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​ご挨拶:生命を超え、繋がり、続いていく存在のために

言葉にした瞬間から「思想」に形象が現れる。音としての機能を持ち、他者への伝達が可能となる。自分だけのものではなくなっていく。他者が受け取り、「解釈」が生じ、心の内に隠れていたはずの「思想」に、色彩の変化が起き始める。数多、粒子のキャッチボールを繰り返す日々の中で「作品」と呼ばれる存在と出逢う時、つまり「思想」を象る何かしらの外観に触れる時、それはまるで皮膚のような生々しさを持ち、鼓動を響かせながら、こちらをじっと見つめる生き物のよう、胸の奥へと入り込んでくる。例えば、太古、縄文につくられた土器を撫でたときの、時空を超える対話の始まり。ものを介して通じ合う不可思議な感覚に襲われて、夢を見たかのような映像がほとばしる。重力が消え浮かび上がった最果てに、大地の匂いが立ち込める。言葉という一媒体では語り得ない経験が、記憶として刻まれる。「作品」と「解釈」の融和が、次なる「思想」へと繋がっていく。そうして生まれた「作品」は、我々の生命を超えて存在する。文化は自然の如く浸透し、歴史を紡いでいく。そのような人間の営みを大切に思う。経済利益のため「思想」を削る比重が大きい昨今、「調和の力学」を開発することがYHIAISMの役割だと認識している​。

YHIAISM CEO & Founder

​泉志谷忠和 Tadakaz Mishiya

顧問

近藤誠一 Seiichi Kondo

元文化庁 長官  近藤文化・外交研究所代表 外務省参与

原島博  Hiroshi Harashima

東京大学名誉教授、東京大学情報学環特任教授

坂井直樹 Naoki Sakai

コンセプター 株式会社Water Design代表取締役

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